2020.05.05
Contributor:ポン太
先日、中学生の甥が釣ってきた小サバをいただきました。
たくさん釣れた小サバ、
調理するだけの状態でいただきましたので、から揚げにして美味しくいただきました。
日本全国の沿岸で獲れるサバ
日本で捕れるサバは2種類、マサバとゴマサバです。
マサバは、お腹が白く
ゴマサバは、お腹に点々模様があります。
あまり知られていないようですが、マグロもカツオもサバ科の魚です。
ご存知の通り、サバは足が早い(腐るのが早い)ので、生のサバをいただいたり、買ったりしたら
はやく冷蔵庫に入れて、その日のうちに調理をしてくださいね。
ところでこのサバ、加工品にはいろいろな種類がありますが、サバ節をご存知でしょうか。
静岡県は平成30年の統計でサバ節の製造量ランキングで第3位になっています。
(1位は熊本県、2位は鹿児島県)
ちなみに、カツオ節の製造量が27万トンに対して、サバ節は12万トンです。
サバ節の製造量、意外と多いのではないでしょうか。
サバ節とは、サバを乾燥させて固くした食品です。
製造工程で黴付け(かびつけ)をしますので、サバ節は発酵食品でもあります。
サバ節、
香りはあまりありませんが、コクのある濃厚なだしになるので、そばやうどんのだしとして使われますし、だしパックとしても広く使われているようです。
またトッピングとして、静岡おでんのだし粉などにも使われています。
煮ても焼いてもおいしいサバ。
朝3時に釣りに出かけた甥は、サバの大漁で笑顔になり、
サバをおすそわけしてもらった私たちは、美味しいサバで笑顔になりました。
海の恵みに感謝です。
New Column
Staff Column
Director Column