2021.09.01
Contributor:motoki
運動不足解消を兼ねた月2回程度の低山登山を継続しています。
8月は悪天候の週末が続いたり、ワクチン接種で大事を取ったりで、中々機会が無かったのですが、29日の日曜は、暑さが厳しくなることを承知で行って来ました。
登ったのは、近場では根強い人気があり登山者も多い満観峰。静岡市と焼津市にまたがる標高470メートル程度の低山です。
この山には様々な登頂ルートがありますが、一番ポピュラーな登山口駐車場(花沢の里)が非常事態宣言下で閉鎖のため、西に車で約15分の寺院(林叟院)に駐車させて頂き、登山開始。
ここからは満観峰西側の高草山(標高は同程度)を経由するため、縦走ピストンで9キロ・2万歩・高低差計千メートルの結構ハードな山行となりました。
迷うルートではないのですが、方向音痴の私に取って、今回も強い味方はスマートウォッチ。
現在はガーミン社製のもの(FENIX6)を使っていますが、これもかなり多機能で、登山関連では、高精度GPS・気象情報・コンパス・地図・ナビゲーション等が利用できます。
さらに体調管理として心拍数・血中酸素濃度等が計測可能で、常時装着により各種スポーツ・トレーニングの管理やライフログ(運動量・消費カロリー・睡眠状況)の継続把握もできるようです。
もちろんスマホ連携が可能で、スマホのSNSメッセージや新着情報の表示等々も。
マニュアルを読むほどに、私自身は機能の1割も使っていないのでは?と感じております(笑)。
さて登山に戻りますと、何といってもナビゲーション機能が重宝です。
どの山に登るにせよ、登山口で検索すれば目的地と地図とルートがほぼ自動で設定可能で、登山中ルートを外れれば、振動と表示ですぐに認識でき、再計算により即軌道修正ができます。
車のナビゲーションと同じですね。
同様の機能は、ヤマップ等のスマホ対応登山アプリで利用可能で、私も必ずスマートウォッチとスマホ両方を、バックアップを確保する意味でも使用しています。
当初は画面の小さいスマートウォッチの情報量の少なさと視認性の悪さを理由に、立ち止まってはスマホを取り出し利用していました。
しかし最近は、全体像(大枠の方向性)を把握していれば、絶えず動きながら判断する状況において必要な情報はそれほど多くはなく、スマートウォッチの小画面に表示される重要かつ最小限の情報だけで十分であると実感しています。
スマホに比べ停止して手を使うことが少ないことも、登山中はありがたいものです。
動きを寸断すると集中力や効率が落ちたり、情報過多だと返って判断力が鈍ったりするのは、登山のみならず、日常生活や仕事でも言えることですね。
とにかく暑かった満観峰。この山はやはり夏より冬かなと改めて思いつつ、使えるガーミン機能を一つずつ増やしながら、秋以降もぼちぼち山に向かえればと思います。
次の写真は今回登山の頂上手前ナビ画面。シンプル情報ながら頼りになります。
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