杉本会計事務所

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2021.06.01
Contributor:ポン太

桜桃

土手沿いの道を散策していると、桜の木に小さな実がなっていました。

桜の実、食べたことがありますか?
その黒っぽくて小さな実を食べてみると、渋くて酸っぱいです。

桜とさくらんぼは、違うものなのでしょうか?

桜は、バラ科サクラ属の落葉樹の総称になります。
桜というと観賞用の品種を指すことが多く、ソメイヨシノはその代表種です
淡いピンク色の花のソメイヨシノは、江戸時代に植木職人がオオシマザクラとエドヒガンを交配して作った観賞用品種で、自家受粉ができないため実をつけにくく、つけた場合でも実は小さく、酸っぱい、苦い、渋いなどの味のため、食用にはむきません。

さくらんぼ(和名 桜桃=おうとう)は、バラ科サクラ属の果樹ミザクラの果実です。
さくらんぼの名称の由来は、桜の子供を表す「桜の坊」から変化したものといわれており、広義では桜の一種と言えます。
セイヨウミザクラが代表種になり、花は白くて地味ですが、甘い実をつけます。

さくらんぼの種類としては、佐藤錦が有名ですね。
ヨーロッパ各国で栽培されている品種ナポレオンとアメリカ原産の黄玉を交配してできたもので、名前は交配育成した山形県の佐藤栄助さんに因んで名づけられました。

来年の桜咲く時期、桜の花びらをチェックしてみるのもいいかもしれません。
花びらがピンク色なら桜。
花びらが白色ならセイヨウミザクラ。

春に桜を楽しんだ後、初夏にはサクランボ狩りでお腹を満たす・・・幸せなさくらのコース
贅沢ですね。

さくらんぼ狩りに行った際には、さくらんぼの葉の部分を木に残しておいてあげてください。
そうすれば来年も同じ場所に花を咲かせ、美味しいさくらんぼを楽しめます。

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