2020.12.31
Contributor:ポン太
皆さんのご自宅には、神棚がありますか。
我が家には神棚があるのですが、私はたまに見上げる程度でした。
神棚は家庭の繁栄と平和、会社の発展などを願ってお祀りする、家庭の小さな神社です。
神社のお札は、神棚に安置し、毎日の生活の感謝の気持ちや願い事を、神社をお参りするように、自宅にいながらにしてお参りできる場所になります。
神棚って、自分だけのパワースポットだったんです。
神道は日本古来の宗教ですが、神棚が家庭に設置されるようになったのは江戸時代中期以降です。
伊勢神宮を参拝する人たちに御師がお札を配布したことで、家庭内でも伊勢神宮のお札を祀れるものがあればいいということで、神棚が一般家庭に広まりました。
現在では、近所の神社のお札も神棚に祀りますが、神棚ができた当時は伊勢神宮のお札を祀るためのものでした。
初詣
今では有名な神社などへお参りする方が多いかと思いますが、昔は家の中の神棚に歳神様をお迎えし、お参りをするというのが初詣にあたったそうです。
歳神様をお迎え、その後に氏神様(住んでいる地域の神様)や産土様(自分が産まれた地域の神様)など地元の神様のお札を用意し若水とお供え物を供え、家族の平安をお祈りするものです。
2021年の初詣
コロナ禍で人混みを避けるため、今年は近所の神社へ参拝をすることにしました。
小さくても、それぞれに神様がいらっしゃいます。
思いがけず、長くお付き合いできそうなよい神社(神様)に出会えるかもしれません。
新しい年が、皆様にとって素晴らしい年となりますようお祈り申し上げます。
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