杉本会計事務所

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2020.11.04
Contributor:ポン太

シソ

休日の朝、我が家の縁側に日差しが注ぎこみ、暖かくて気持ちがいい・・・
そんな季節になりました。

庭へ出てみると、パタパタパタパタ。
すずめがいっせいに飛び立ちました。
あれっ?

どうやら、庭にあるシソの実を食べていたようです。

シソには、こんな詩があります。

秋の庭に出ると
青シソの木から すずめがパッと飛び立つ
すずめたちはこのごろ毎日 シソの実を食べて暮らしている
シソはすずめに 種をあげるんだ
シソは花盛りの時は 蜜をいっぱいシジミ蝶にあげ
葉が若い時は オンブバッタにあるだけの葉をあげた
あいだで私も 葉と花穂と若い実を食べた

冬が近づくよ シソ
葉も茎も黄ばんで カサカサだね
青シソはそれで終わる

シソも すずめも シジミ蝶も オンブバッタも 私も
庭でそれぞれ楽しかったね 夏があったし
ほら 秋の日ざしが金色
今 ポッと暖かいよ シソ

縁側でひなたぼっこをしながら、そんな光景を思い浮かべていると、心もポッと温かくなります。

シソ
赤シソはショウガや梅干しの着色に使われ、
青シソは刺身のつまや薬味などに使われます。
大葉は植物名ではなく、青シソの葉を野菜として呼ぶ時の名になります。
1961年(昭和36年)頃、静岡のつま物生産組合が、青シソの葉を摘んだものを
「オオバ」の名で出荷したのが始まりだそうです。
それが好評だったため、現在では大葉のタネや大葉の苗など植物名のように呼ばれる
ことが多いです。

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