杉本会計事務所

代表コラム
DIRECTOR
COLUMN

2020.06.30
Contributor:motoki

めんどうだけど気持ちいい

NHKの「みんなで筋肉体操」を見たことはありますか?

この体操は短時間ながらハードなもので、指導役谷本道哉さんの筋骨隆々も凄いのですが、アシスタントの俳優武田真治さんの鍛え上げた体も相当なものです。継続的に努力すれば「筋肉は裏切らない」ということですね。

コラムタイトルは、その武田さんのことばです。

どこで目にしたのかは忘れてしまいましたが、武田さんは「毎日の筋トレはとてもめんどうだけど、結果が見えて気持ちいいから続けている」といった趣旨のコメントをしていました。

筋肉負荷のレベルとその結果としての体型は大きく異なりますが、このコメントは、私が近隣の公園で続けている朝のラジオ体操で感じていることと同じです。

梅雨時の今は雨で、また普段は仕事の予定や体調・気力が理由で休むこともありますが、3日も休みが続くと、心身とも反対に「気持ち悪さ」を感じるくらいです。

そんな体操に限らず、「めんどうだけど気持ちいい」というフレーズは、シンプルながら日々の行動を考える上でも意義があると思います。

めんどう=負荷が掛かる・努力が必要
気持ちいい=成果が出る・充足感を感じる

日々継続している行動を上記に当てはめて考えると、意義の見えない仕事など、めんどう(負荷・努力)だけで気持ちよさ(成果・充足感)を得られなければ続けられない一方で、めんどうをさほど要しない行動から得られる気持ちよさは、限定的で持続もしないもの。

そして行動の結果が周囲にもプラスの影響を及ぼすものであれば、よりタフなめんどうにもチャレンジできるし、気持ちよさもさらに大きくなるでしょう。

日々の公私にわたる行動の中で、シンプルに「めんどうだけど気持ちいい」と言えること、さらにはそれが継続できないと「気持ちが悪い」と思えるくらいのことは何か、どれだけあるか?

私の場合、成果(気持ちよさ)レベルは?ですが、会計等専門分野や経営に関しての学び、地道な朝の体操、修行が続く料理などになるでしょうか。

コロナ禍で、めんどう(行動すること自体)も気持ちよさ(行動の結果)も制約を受ける状況にありますが、自分にとって本当に「めんどうだけど気持ちいい」と感じる継続的な行動は何なのか、そのことを改めて見直す良い機会かも知れません。

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