2020.02.29
Contributor:ポン太
皆さんは、えんぴつを使いますか。
私は、
芯の先が丸くなり、太くなってしまうのがいやなこと
芯を削らなければならないこと
などで、えんぴつをあまり使わずシャープペンを使います。
息子は、
シャープペンは
芯がすぐに折れてしまうこと
芯が細くて書きにくいこと
などで、シャープペンを全く使いません。
最近、息子の勉強に付き合いながら文章を書くことがありました。
シャープペンがなかったので、息子のえんぴつを借りたところ
あれっ??
使いやすい・・・
長い時間文字を書いていても疲れません。
芯の先が丸くなるのは仕方ないので、削ります。
書類のデジタル化で、筆記用具すらあまり使わなくなっているこの頃。
デジタルでは得られないえんぴつの良さを改めて実感しました。
ところで、
日本に残っている一番古いえんぴつは、どこにあるかご存知ですか。
徳川家康の遺品として、静岡市の久能山東照宮博物館に展示されています。
約6cmほどのえんぴつで、芯はメキシコ産、柄は赤樫でできています。
記録が残っていないため、どのように日本に渡ったのか分からないようですが
スペイン、あるいは当時その属領であったメキシコかフィリピンから
家康に献上されたものであろうと言われているそうです。
<徳川家康のえんぴつ>
えんぴつは1560年代にイギリスの鉱山で良質な黒鉛が発見され、細かく切ったり
ヒモで巻いたりして筆記用具として使われれるようになりました。
日本で本格的にえんぴつが使われるようになったのは明治維新後(1867年頃)です。
当時はドイツからの輸入品のみだったため、ごく一部の人が使っていただけのようですから、
随分と早い時期に家康はえんぴつと出会っていたのですね。
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