2020.01.18
Contributor:ポン太
先日、子供の野球チームの40周年記念式典で、静岡市出身の
現役プロ野球審判員の方のお話を聴く機会がありました。
子供たちにとっては、プロ野球選手ではないので、
興味があるのか?
興味がないのか?
よくわからない状態で会場入り。
母親である私たちは、プロという響きに弱いらしく、
どんな方なんだろうね~など、
興味津々。
プロ野球の試合を見ても、審判員を気にすることなどなかったのに・・・
日本のプロ野球審判員は、
日本野球機構(NPB)という団体に所属し、61人の審判がいるそうです。
(うち、現役の審判55人、技術指導員5人、審判長1人)
審判員になるには、
NPBアンパイア・スクールから始まるのですが、
受講できるのは、一次審査を通過した60人のみ。
スクール終了後に採用されるのは、わずか3~4人。
それから研修期間を1~2年。
さらに育成期間が10年程度。
1軍の試合の審判員となるには、最低10年以上かかるそうです。
プロ野球選手は、1年目から1軍のレギュラー入りなんてこともありますが
審判の世界では、あり得ません。
審判で大切なのは「経験」
いろいろな修羅場を経験し、あらゆるプレーに遭遇し、様々なジャッジの
引き出しをもたなくてはなりません。
さらに審判員はジャッジをするだけでなく、いかに試合を円滑に進められるかの
マネジメント能力も求められます。
そんな審判員の契約は、1年更新。
サラリーマンのような正社員待遇は存在しないそうです。
プロ野球というよい商品を提供するために、華やかな舞台の裏方として日々
精進している審判のお仕事を知り、また違う角度からプロ野球を楽しむことが
できそうです。
式典後、子供たちは審判員と写真撮影。
素敵な審判員に、母たちも審判員に写真撮影をお願いしました。
えっ??
僕とですか??
と母たちとの写真撮影に戸惑っていた審判員さん、ありがとうございました。
プロのお仕事を見習って、今年も頑張ります。
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