2019.08.25
Contributor：オカメちゃん

人と人

今年も24時間テレビが始まりました。
人の愛と平和への願いを再確認できる日ですね。そして、いろいろな人生や生活が、当たり前だけどあるんだと感じる。
今年のテーマは『人と人』
ということで、とても素敵な話を聞いたので紹介したいと思います。
とあるお婆ちゃんの話です。

お婆ちゃんの家の前は通学路になっていて、毎日子供たちが元気に通学をしています。その中で、お婆ちゃんは一人の男の子と親しくなり、毎朝“おはよう”の挨拶を交わし、時にはハイタッチなんかもしたりして、そんな日常が小学・中学と続いたとか。
修学旅行があればお土産を届けてくれたり、その子が受験生になれば“どこ受けるの？”“合格したらお祝いしなくちゃね”なんて話したりして、他人だけど関係はまるでお婆ちゃんと孫。高校に合格した時は本当に伝えに来てくれて…だからしっかりお祝いも渡したそうです。“高校の制服姿、写真に撮ってみせてね”って。
そして後日、制服姿の男の子とお母さんとで挨拶に来てくれて、写真ももらったと言っていました。

あの時の朝の挨拶がなければ、こんな素敵な関係は生まれていなかったと思うと本当に不思議です。
お婆ちゃんと男の子の関係は、高校入学を機に『卒業』したそうです。高校生になると部活で朝も早いし夜も遅くなるから、今までのようにはいかないですよね。

人と人って、ちょっとしたことで繋がることも離れることもあります。
今回の出来事のような、素敵な繋がりがたくさんできると幸せですね。