杉本会計事務所

代表コラム
DIRECTOR
COLUMN

2019.04.07
Contributor:motoki

次男の大学入学と目黒川の桜

次男がこの春から大学で東京に転居のため、私も3月から住居選定、家具搬入等に対応し今週末でやっと一段落です。静岡へ帰る途中に中目黒で下車し、少しの時間、夕暮れ前の目黒川の桜を見て来ました。

夕方だからなのか、撮り慣れていないのか、スタッフコラムの二人の桜の写真と比べると見劣りしますが、素晴らしい満開の桜でした。

目黒区を含む三区を通って東京湾へ注ぐ目黒川沿い4キロほどに、約800本のソメイヨシノを主とした桜並木が続き、中目黒付近から上流では、川の両側から桜がアーチ状に連なっています。夜はライトアップされ、さらに美しさが増すようです。

日本人は桜が大好きですね。

新元号「令和」は梅の花に因み、典拠となった奈良時代の万葉集で詠まれた歌は桜より梅の方が多かったようです。それが平安時代に入ると、古今和歌集をはじめ桜を題材とした歌が一気に増え、以来日本人の花の嗜好は桜へと傾倒して行きました。
桜を愛でる感性は、はるか昔から私たちのDNAに埋め込まれているんですね。

目黒川の桜を見に来ている大勢の皆さんも、とても楽しそうで満足そうでした。

私の場合は、毎年この時期に奇麗な桜を見れば見るほど、その美しさに感動しつつも、同時になぜかほんのちょっと寂しさを感じます。

それは、こんなに奇麗な桜も、儚くすぐに散ってしまうからなのか、
桜が咲く春先は、卒業や転勤など別れの時節だからなのか、
それとも、お酒を飲まないので花見で盛り上がった経験がほとんどないからなのか、
具体的な理由はわかりませんが、心のどこかに感じてしまうようです。

ひょっとして今回は、長男に続いて次男も上京し、家の中が寂しくなるからかも知れません。

父親としては、美しい桜に感動しつつ、どこかに隙間風を感じながらも、現実問題として、次男が卒業するまでの4年間は、仕事を頑張らねばなりません(笑)。

最近ちょっと疲れが取れないなぁ、などと言ってはいられませんね。

4年と言わず、まだまだずっと、精進を続けます!

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