杉本会計事務所

代表コラム
DIRECTOR
COLUMN

2019.03.03
Contributor:motoki

究極の職業観とは!?

先週、次男の高校卒業式で祝辞を述べる機会がありました。
この先、大学生活などを経て、次は職業を選択して社会に出て行く卒業生たちに、(少し早いですが)その職業について私なりの考え方を祝辞の一部として伝えました。

高校生に対して適切だったのか、思いは伝わったのか、定かではありませんが、せっかく考えたので(笑)、祝辞で触れなかった部分も含め「職業観」として整理させて頂きました。

私は公認会計士として、監査法人勤務を経て個人事務所を開業し今日に至るまで、会社経営者を含め、様々な職業に携わるビジネスパーソンの方々と日々接する機会があります。

その経験の中で、いつも活き活きと仕事をされ、きっちりと成果も出し、そして何よりも、常に成長を続けている方たちの職業観は共通している、そう考えています。それは、
お金を払ってでもやりたいことを、お金を頂いてやる という職業観です。

かなりビジネスライクな表現ですが、
お金を払ってでもやりたいこと その意味は、
自己投資や自己犠牲を惜しむことなく、本当にやりたいことや楽しいと思えること そして、
お金を頂いてやる その意味は、
人の役に立ち、その価値を認めてもらうこと そのように捉えています。

つまり、
心底やりたいと思えることを仕事にして、世の中に対して価値を生み出すこと
それが「お金を払ってでもやりたいことを、お金を頂いてやる」その意味であり、常に成長を続けている方たちに共通する職業観である、そう考えています。

ただし、この職業観、理想論でもなければ、簡単なことでもありません。
なぜなら、本当にやりたいと思える仕事に全力で打ち込むくらいでないと、今の世の中に対して、なかなか価値は生み出せないし、また、本当にやりたいと思えなければ、長続きもしないし、持続的に成長もできない、そういう意味も、この職業観には含まれているからです。

さらに言えば、誰しも、本当にやりたい仕事は、自分の努力と成長の成果が、人の役に立ち、世の中に価値を生み出すものの中にしか見出せないのではないか、とも考えています。

果たして、自分はどうか?

人の役に立ち価値を生み出しているかどうかは、外側から評価して頂くしかありませんが、会計事務所における実務経験の蓄積と、これまで継続して学んできた経営に関する知識等を、クライアントとの接点で活かすことができた時の喜びと充足感は、「本当にやりたいと思えること」の証であると感じています。

これからも、学びと成長への構えを忘れずに、頑張って行きたいと思います。

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