2019.02.12
Contributor:ポン太
子供の野球行事で参加をした座禅会。
和尚さんにこんなお話を聞きました。
お寺の境内で野球をする子供たちがいました。
ある時、カキ~ンと打ったボールが境内の置物にあたり、パキッ。
謝りにきた子供を和尚さんは叱らず、謝りにきた勇気を褒めてあげました。
さて和尚さん。
壊れた置物を直さねばと、近所の業者に修理を依頼。
業者は置物が壊れた経緯を聞いて、それならばとニコニコと無料で修理。
後日、それを聞いた子供は親と一緒に業者にお礼の挨拶に行きました。
その後も相変わらず境内で野球をしている子供たち。
でも前とは違います。
今度は置物にボールが当たっても大丈夫なように、野球をするときは
段ボールをかぶせるようにしました。
論語の教え
「過ちて改めざる、是を過ちと謂う」
過ちとは、過ちを犯したのに、それを改善しようとしないことである。
言い換えるなら
失敗した後でもそれを改善できたなら、それは結果的に失敗などして
いなかった。
失敗をして落ち込む必要はありません。
なぜならまだ失敗などしていないからです。
失敗するかどうかは、これからどうするかで決まるからです。
いろいろなことにチャレンジをしていく子供にも
まだまだチャレンジしなければいけない大人にも
心強いお言葉でした。
さて最後はみなで座禅。
心を整え、自分をコントロール。
野球の試合でも座禅の呼吸を取り入れると効果的だと聞いた子供。
自宅でもその呼吸を取り入れ始めました。
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